古くから中国人は自然との融合を大切にし、素材を調味料へと変えることに長けていました。塩や酢、醤(ひしお)、八角や陳皮など長い歴史の中で培ってきた知恵で、中国人は様々な調味料を創り出し、中華料理に欠かせないものとなりました。
新鮮な牡蠣(かき)のエキスをたっぷりのオイスターソースは、1888年李錦記の創設者である李錦裳(リ・キンシェン)の手によって誕生しました。本物だけが持つ深いコクと濃厚な牡蠣の風味が特徴です。和洋中を問わず隠し味等、幅広い用途にお使いいただけます。
中国で一般的に使われている醤油には「生抽」と「老抽」、2種類あります、 「生抽」は主に炒め物や冷菜の味付けに使用され、「老抽」は着色の目的で使われます。「老抽」は「生抽」より塩気が薄く、少し甘さがあります。どちらにも旨味を引き出し、料理をよりおいしく見せる効果があります。
香港で1980年代に広東料理の調味料として誕生しました。干し貝柱、干しえびなどの高級素材を使用しており、風味豊かで贅沢な逸品です。「東洋のキャビア」とも呼ばれています。
中国には、マイルドなものから辛いものまで、四川辣油、豆板醤、チリガーリックソース、タイ風甘酢ソースなど非常に数多くのチリソースがあります。
大豆を主原料に、ごま、にんにく、八角などの香辛料をブレンドした広東風甘味噌です。炒め物や焼豚、焼肉、スペアリブのタレに最適です。
熟成した酒は中華料理をより洗練さた味わいにします。ほんの少し入れることで、肉や魚介の味を引き立てます。
中国のお酢は通常穀物から作られています。産地によって酸味の強さは異なり、何年も熟成させることで力強く後に残る味となります。
「香味油」として通常は高級なベジタブルオイルの代わりに使用されます。風味づけに数滴たらすだけで、料理は格段に美味しくなります。